2015/10/21

Diamine Shimmertastic Ink





序章。









金粉入りはゴールドのキャップ、ラベルもゴールドベース、銀粉入りも然りで一目で見分けられる。

発売前の先行レビューで色味を見て、そそられる&使えそうな色をザッと選んだらこのセレクトだった。



Night Sky (Black + Silver)
Sparkling Shadows  (Grey + Gold)
Golden Sands  (Yellow + Gold)
Brandy Dazzle  (Brandy + Gold)



そもそも1670『Stormy Gray』がむちゃくちゃ使える(既に2本消費)、
「単体で絵になる」「混色で他のインクにゴールドを添えて美」「筆記にも最高のヌメヌメインクフロー」
ので、大いに期待して『グレー/金』と『黒/銀』、
「最も金が映える色味」でイエローとブランデー色の選択。

他のブルーやパープル、グリーン、レッドはベースの色が好みではない上に金銀が映えて見えなかった。
「これなら金粉入りインクと好みのインクをミックスするので十分でしょ」で、弾いた。
(特に『グリーン/銀』はミス。『グリーン/金』でしょ。それより『レッド/銀』を作るべきで、それなら“断然”買ったけどね)








1670よろしく、こんなウンチク紙が入っているが別に大したことは書いてないので邪魔だから要らないわ
(「情緒に走って儲けよう!」高級インクの始祖、カランダッシュ『カラー・オブ・ジアース』シリーズのミニパンフを踏襲しているんだろうけどボトルの出し入れの際にウザイしなんだか捨てられないしでけむたい存在)









とにかく、デザイン良いよ。

イロシズクとかエーデルシュタイン、カランダッシュ、ファーバーカステルの類いが
「いかにも高級でしょ?? ね!? 嬉しいよね!!? 高そうなの!? 好きでしょっ!!?」
な押し付けがましいスノッブ感バリバリなのに対して、さすがエゲレス、ちゃいますな、行く方向がな。

それなりのデザイナーに発注したらしい(底面にデザイナー名が書いてあった)。
それくらいやれよセーラー(ぼやき)




というわけで疲れたのでお開き。
着々描きまくって手応えを見ているが、
全体の傾向で言えるのは、

・金/銀パーセントは1670より多い=金銀の露出が派手。
・その分1670より詰まりやすく、「かえって金銀が出にくい」状況が多いように見える。
・黒系以外のカラーは1670よりベースが格段水っぽく薄い発色で、金の出方も相まって1670とはかなり違った趣き。
・1670より断然、フローが渋い(この点、作画用インクの生命線。若干雲行きは怪しい)



以上。各インクの詳細に続くや否や不明


ttm