2015/10/08

Pelikan Edelstein "Amethyst"






ink : Pelikan Edelstein "Amethyst"
pen : Pelikan Twist





ぱっとしないものは書く気が失せるとか書かないとか。。
(やたらヒドいものはかえって怒りに任せて書いたりとか)

これもまあどうでもいい類いなんだが。発売直後に買っておきながら今更とりあえずなんとなく









えーと、
赤寄り=ボルドー寄りの紫で、日本的には『京紫』、放っとくと茶色方向に煮詰まる。
赤紫インクにたまに見られる「ややゴールドっぽく光る」傾向はあるけどセーラー『グレナーデ』ほど派手に光らない。
エーデルシュタイン的に「水っぽくて濁り気味」=くっきりハッキリしないので「あいまい→幽玄→シブい」とかそういう嗜好の人にはまあいいのかな。

濃淡が出にくい紫インクの中では出るほう。








しかし、期待以下。
(ちなみに青はエーデルシュタイン『トパーズ』。この紙ではどうしようもないが別の紙では激変して強い陰影が出る)






Pelikan Edelstein "Garnet"



ガーネットはこれ(黒い影が出る。これが最大の魅力)

たぶん2012年(?)の『トルマリン』が妖しいほどドス黒い影が出て、これをアメジストに期待したんだがだめだった。

渋めで日本的とも言える風呂敷色は、まあ、気分次第で「いい色ね」なんだけど
特筆するようなズバ抜けた特徴が無い。


今時エルバン1670ですから、「他に無い」じゃないと買わないですよ。
他に無いキタナい色(エーデルシュタイン『アンバー』)は結構ですけど。
隔年で当たり外れが来るのかね?エーデルシュタイン
(トルマリン=2012、アンバー=2013、ガーネット=2014、アメジスト=2015)



終局: 「カートリッジにしといて良かった〜」なインクで御座候。