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2016/09/20

Conté à Paris Graphite 601






Conté à Paris Graphite 601 (France)



Rough       ★★★★☆
Dry           ★★★★☆
Soft          ★★★★☆      
Black        ★★☆☆☆




あー、えー、見ての通り。
お店で試し描きしつつ使えるから周辺硬度を増やしていって、B/HB/Hを愛用。

つまり「2B以上は違う」。

具体的に言うと、
「B/HB/Hに特徴的な乾いた軽い描き味(=コンテ・ア・パリ・グラファイトの醍醐味だと思っている)が薄れて重くベッタリとした手応えと効果が出る」
から、3硬度で全く満足してたんだが、
エゲレスショップで日本の半値と安かったもんだから、バーゲンセールに踊らされるバカよろしく2B以上を買ってしまったらいつものように後の祭り。


3Bまではいいかもしれない。
4B以上はどうかと思う。







3Bまでは明らかな硬度差がある(硬さ、発色の濃さ)。
個体(ロット)差にしろ、4Bと5Bの硬度が逆転している(明らかに4Bのほうが濃くてソフト)。
6Bは確かに最もソフトだが、肌理/発色的には「3B〜6Bの間に大差は無い」

公平を期すと、
他のメーカーでも2B以上は「発色に劇的な差は無く、柔らかさと肌理が変わる」だから
描き比べても硬度間の発色は大差無く見える。
が、コンテの場合、「肌理はほぼ同じ。ソフトになっていくと言うより、もろくなっていく」






5B/6Bはこの有様。
携帯用シャープナーではボロボロに折れる。カッターで削ってなんとか描けるが
他メーカーではこの硬度でも可能な「長く芯を出す」は不可能。
(描いているうちに簡単に折れる。あるいは既に内部で折れている)





。。。。実は、「世界堂には3Bまでしか置いていない」。。。
(だからこそそれ以上の硬度がこんなひどい有様だとは知る由も無かった)

グラファイト表面のコーティングが雑なコンテのグラファイトリードも世界堂で取り扱っていない。
(他社のグラファイトリードと違い、剥がれかけのビニールみたいなのでくるんであるだけ)

悪名高いダーウェントのグラファイトペンシル他、ダーウェント商品を置いていない。。。


色々探して買っているうちに、「世界堂の商品セレクトのクオリティ、高くね?」
という事実に行き当たったのです。。。

わざわざ「全硬度あるうちの特定の硬度を弾いて置いている」目利き振り、
あるいは代理店のそれなのか。。。


どこでも置いてあるとは限らない『スタビロ・オリジナル』(実はかなり使える硬質色鉛筆)、
スタビロ製品自体マイナーな部類だから、どうだかなと危ぶみながら電話で聞いたらあっさり

「あ、スタビロ、オリジナルですか? バラでございますよ」 (使えるよ、あんた)

北星のグラファイトとクレタカラーを置かないのはどうかと思うけどね。



世界堂賛美に流れてしまったが、
コンテ・グラファイト、B/HB/H、
サラサラに乾いた軽い手応えと心地良い摩擦感、ラフながら柔らかくスムースな紙当たりと細やかな効果、
ワックス感ゼロ、粒子が粗いわりにムラもわずかな良質なグラファイト。
他の定評のある密で滑らかな鉛筆(特に国産)ではマネできないラフなタッチを楽に大振りに描ける。
比肩するのはクレタカラーくらい。 他に無いし、無くては困る。
普通は硬すぎるHが程良く柔らか。くらい、ソフトさでは北星に次ぐ。
が、黒さでは国産に負ける。ほとんどグレーと言っていい(3B以上はそれなりに黒い)。

新デザイン、シンプルなマットグレーの丸軸にシルバーのレタリングがむちゃくちゃシックだしね。
最優良デザインの鉛筆だと思う。
(以前のは普通に鉛筆っぽいデザインだった)


あくまで2B以下をお勧めする。(要らんもん買うたわ、また)














2016/09/14

Derwent Pencil Case (Tin / Canvas)





from UK











Conté à Paris Graphite 601 
(日本の半額。セットで買おうと思ったら送料がはね上がり、既に持っていて使えないと解っている硬度も要らないし、でバラ)

Conté à Paris Graphite lead 659
(他のオールグラファイト鉛筆に比べて仕様の質は悪いが芯自体は使えるので、これも国内半額ついで買い)

Faber Castell Pitt  Graphite Pure 2900
(これも半額。国内では無闇に高い。買うつもりはなかったんだが安さに目が眩んだ)

Cretacolor Cleos Fine Art Graphite 160
(コンテのグラファイトと共に最近のお気に入り。6硬度セットを海外から買ったが他の硬度にも欲が出た。国内では「無い存在」かのような販路の狭さ、近隣では手に入らない。ネットで買えるバラも硬度が限られていたり無体な送料がかかったり)





Derwent Pocket Pencil Wrap



グラファイトリードを鉛筆と併用する事はあまり無いので、リードだけ、大物を描く時の持ち出し用に買ってみた。
キャンバス地だからけっこう汚れる。鉛筆よりネバついて濃いのが多いし芯の露出も多いから。
他に転用するか。






何の変哲も無い外観。
ペンケースに変哲は要らないのでこれでいい。






Derwent Pencil Tin



鉛筆を買い過ぎて収拾がつかなくなってきた。
一線で気に入って使っているやつはともかく、
「使えないことはないが二軍落ち」の鉛筆で机の上が溢れていたのが少しは収まった。
(二軍落ち以下の「全く使えないジャンク品」も多数あるがそいつらを「収納」する意味など無いのでどうでもいい)

といって画像、上部トレー内のMONO100とコンテ・ア・パリ・グラファイトが「二軍落ち」というわけでは全く無い。
「すぐ取り出しやすいように上部トレー」に鎮座。
下部トレーも今は手に合わないが悪くない/時=紙に応じて使うだろう面子。


上下パーテーション各2段入って計48本という売りだが、欧州産の細い鉛筆で48本、国産は1列11本しか入らないから44本。

パーテーションの無い深いだけのペンケースは整理がつかず、混沌状態になる。
(ちなみに無印のプラ製のは3段入るが、やはり3段は取り出しにくい。2段が限度)

しかしこういう太軸が入ると2段は無理になってくる。↓ ファーバーカステルのジャンボとかもダメだろう。









made in China quality

こういう凹みが見るだけで4カ所。上部トレーも微妙に歪んでいる。閉まりも甘い。

広げると場所を取り、スロット式で取り出しにくい巨大なロールペンシルケース等は全く実用的ではない「趣味」のもの、
メーカーや用途で小分けできて持ち運びにも楽/安価/実用的な缶ケースを好むんだが、
国内にしろまともな供給がほとんど無い。
中国製で粗悪(英米のレビューで高評価の一方、それらも散見する)なのは承知でこれを買った。
使える範囲内だからまあいいよ。






まあ、みてくれもあるんだがね。






オマケ:
買物の本命は紙だった。
USAから買ったらロクでもない状態で送りつけやがった(使用不能)し、
Made in USAの紙がUSAからより送料が安いといういつものUKミラクルで買ってみたんだが、

UK、お前もか






世界一のクレーマー民族=日本人からすると、度し難い感覚です。










2016/09/09

KUM "The Masterpiece"












Long Point Sharpeners 

KUM "The Masterpiece"
KUM "Long Point 400-5L"
M+R "Metal Pencil Sharpener Triple"



ここに
KUM "Automatic Long Point Sharpener" ↓ を加えるべきだが


色鉛筆を大量消費して描いていた時期に酷使、あっさり壊れて使えなくなってしまったため良い印象は無い。
(ちゃちなプラスチックのフタの接続部分が簡単にハズレて壊れる。ブレードの取り付けも甘く、すぐに芯がボキボキに折れるようになってロクに削れなくなる)
その時ほど酷使しない現在なら使えるかもしれないが、再度買う気にはなれない。
(取り付けベースがプラのものは結局ガタが来るのが早い。複数多数使ってきた経験則)


そうこうしてマスターピースが発売された(たぶん去年)。


KUMの『ロングポイント400-5L』以外の
『マスターピース』『オートマチック・ロングポイント』『M+R三穴』が、
「木軸のみ削れる」+「さらに芯先を削れる」ダブル機能を持っている。

大画面で色鉛筆を猛スピードで消費していた頃には
「木軸のみ削れる」(ムダに芯を削らない)機能しか必要ではなかった。

が、現在真逆に主に鉛筆で細かいタッチで描くため、
「長く、かつ細く芯を出せる」機能が必要になってきた(なるべく削る手間を少なく長時間細さをキープして描ける)
これは「筆記」使用者のニーズにも合うんだろうと思う。







一目瞭然だが、マスターピースが突出して(イカレて)いる。
手元には無いが、オートマチック・ロングポイントはマスターピースのストッパー(ブルーのプラ部分)が固定されている状態なので、研ぎ出す長さも限られていた(常識範囲内だった)。

M+Rは、芯は同じく際限なく長く出せるものの、芯を研ぎ出す穴の刃の角度が微妙で、尖らせようとすると芯先が砕けて結局「普通のシャープナー並み」の結果になってしまうことがある。
(画像は普通に削れるもう一つの穴で削った後に木軸のみ削ったもの)。
木軸だけ削り出すのが目的の過去にはヘビーユーズだった(オートマチック・ロングポイントのように壊れない。作りが堅牢)が、
「長く、かつ細く」削り出す機能を完璧に持っているのは、ザ・マスターピース以外、現在携帯用では絶無だろう。
削り跡も非常に美しい。











芯径に依っては(H以下の細い硬度等)木軸が少々残ってこういうことにもなるが、これはまあ遊び過ぎ。








ちなみに、マスターピースが来る前は、
なるべく描いている最中の削る手間を減らす+芯が長めでないと寝かせて描く等が出来ない、ため
カッターで木軸を削って芯を長く出しておき、必要に応じて芯先を芯研器等で軽く削る、という方策だったが、
その自分で用意した鉛筆の切っ先の角度とマスターピースのそれとがかなり似通っているのを見て、
つまり「使える」のを実感した。

実際、すこぶる使える。削り跡も美しいので気分も良い。







替えの2枚のブレードがこんな隙間に入っている
(のに気付かず、「どこにもねえよ!!??」とお店に苦情、直後に発見、「すんません」平謝りメールを出すハメになった)








しかし、とにかく、デザイン、最高。

ヘンな高級感に走らず(◯ックスみたいな、真鍮ってだけでオッサン大喜びだが機能的にはどうなのよ、とか)、
かといって日本製みたいに安っぽい学童用しかない絶望的なデザインでもなく、
レトロな工具的な配色、
全く無意味な「フカフカにクッショニングがある」ケース入り、も異常に愛らしい。
トータル、「ちょっとギミックだが本格的」な、デザインと機能のバランスが相当高度なセンス。
(はっきり言って、鉛筆削るのに「ケースから出してさらにプラケースから出す」のは全く効率的ではない。んだが笑って許せる愛嬌を感じるのは、伊達ではなく目を見張る実力があるから)
海外価格でも1500円程度という高額設定も「上手いな〜」と感心する。
(子供は初めから眼中に無い。大人の、それも玄人狙い。強気の価格が却って自信を物語り箔を付ける)
「もの」として持っていて楽しい、嬉しいデザインと存在感は、他に無い高機能あってこそ。
売れるよ。
(事実売れていると思われる。ネットで見るとYoutube他、コアな鉛筆ユーザーが笑えるくらい使っている)。

日本の文具業界、新旧どれも野暮/ぬるい。このギリギリのキワどいセンス、逆立ちしても無理だろう。













2016/09/08

久しぶりに From UK









要らんオマケが入っていた。
(STAEDTLER Mars Lumograph black SAMPLE)
すでに試して「使えない」認定がとっとと下りている新星ダメダメ鉛筆





おまけに大嫌いなマルス・ルモグラフの6Bまでセットされている。

はっきり言って、売れてないんだろう、ブラック。
ルモグラフの「使えない7B/8B」の「ニセ・グラファイト(ほとんどチャコール)」の性質を全ての硬度に敷衍した、重くて粗いだけのロクでもないシリーズ。
黒さを求めるなら質の良い色鉛筆使いますから。









さておき、例のように、

日本で売ってない
売ってても高い
売ってないから取り扱ってとお願いしてみたらまさかにほんとに並行輸入してくれておまけにぼやぼやしていたら速攻売切れた

面々 from UK 。

(送料が何故かUK=ロイヤルメールで送ってくれる、が良心的で、USAはボッタクリだからなにかとUK 、画材も最近UK 、服もUK 、音楽もUK 。ポンドが下がったのはでかい)





 Berol Verithin Coloured Pencil (UK)



これは別項で書くのかな(?)
掘出し。
ベリシンと言えば 『Prismacolor Verithin』(USA) 。硬質色鉛筆の雄。
ベリシン、それもベロール!?
プリズマカラーが日本じゃカリスマカラーだしかつてイーグルカラーとかその前はまた「別の名前で出てました」で
会社が二転三転しまくってナニがナニやらむちゃくちゃな混沌状態な中、
ベロール→サンフォードに会社が移る前のベロールのイギリス支社が残っていてですね、
今もベロール・ベリシンを作って売っているらしい。
しかし、UKベロールもペーパーメイトに吸収されて2010年だったかな、国内工場は閉鎖、
これも既にMade in UK ではない。(USAベリシンも現在メキシコ製)
「USAベリシンと変わらない上に安い」というイギリス評をあてこんで買ってみた。
使えそう♪

脇にいるのはレトロ・シックなクレタカラーの鉛筆エクステンダー(日本未発売)
&カヴェコのミニコンバーター(日本で買う半値)





KUM "The Masterpiesce"



Yay!
クム、ザ・マスターピース!!!

あれこれは言いません。
色鉛筆を大量消費して描いていた時に発売してほしかった。
“木軸のみをエンドレスの長さで削れ、そのあとおよそ際限も無く細く芯を尖らせられる”
ブツです!!!

「ムダに芯を削らず木軸のみ削ってくれる(大作・大量消費向きの用途)」機能は今となってはオプション、
「超・細く長く芯を出せる(細かいタッチでなるべく長時間削る手間をはぶいて描ける)」が今は有難い。

海外価格でも安くはないけど、買って良かった〜











J.Herbin 1670 "Caroube de Chypre"



一応。
海外での評価はいまいちっぽい。
(大して話題になってないし、エメラルド・オブ・チボーは相変わらず売切れ続発なのに新発売のこっちは全然売切れてない)
本来『茶色』系統は断然苦手で全く範疇外だがゴールドが入ると違ってくるからね。
秘かに期待している。






TWSBI "Vac Mini"



これが今回のお買物のメイン、他はまあいつでもいいオプションだった。
数年酷使したTWSBI  Mini がとうとう本当にダメになった(接合部分からインク漏れ。ほどこしようがない)。
ピグメントインク入れてガンガンに酷使するに耐える大容量の透明軸、
見た目Good Lookin+華奢な自分の手に合うサイズ
っつったらもうこれしか無くて(TWSBI  Miniが気に入ってても同じもの買いたくない)、
ブランジャー式の「タンクに棒軸が入っているのが目障り=どうなのよ」ながらも急ぎ注文した。

危惧してたような(TWSBI "Eco"や、Vac700のような)デザイン的な致命傷(ダサい)は無く、コンパクトですっきりしている。
ペン先の質は信頼しているし(ハズレに当たったことは無い)持ったバランスもかなりいい
。。。。から、良かった?



。。。。。今日、これが届く前日前夜、

TWSBI "Mini Al" が発売されると知った。。。。。。。。。

以前、TWSBI に直で「発売して欲しい」と訴えた、総メタルバージョンのMini 。。。。

知ってたら断然、こっち買ってたよ。。。。。。。

自分の悪運/間の悪さに嗤うしかなかった。。。。。。。













2015/09/16

DERWENT DRAWING "Ink Blue"






DERWENT DRAWING PENCIL "Ink Blue"






あー、ダーウェントです。

何故か取り扱っているお店が少なくて手に入りにくいですね。日本で。


イギリスのメーカーらしい特異な色展開のシリーズをたくさん出しています。
ガーデニング大国で古くから自然の描写が大好きなお国柄=ナチュラル・アースカラーに特化した色鉛筆/チャコールがずらりと揃ってます。
お国柄出ますね。米・カリスマカラー(プリズマカラー)はハッキリしたかなりビビッドな色展開で、深みのあるシブい色には弱いです。独・ポリクロモスのほうが渋い色味は多いですね。日本の色鉛筆の発色については書きだすとエンドレスの罵詈雑言、空しいのでやめておきます。

ところで私はアースカラーは眼中に無いのでダーウェントのこの手のドローイングペンシル/チャコールの類いはほとんど使えない色味なのですが、
茶色やセピアやなんだの地味なアースカラーの中に忽然と一色、『インク・ブルー』を発見。



『インク・ブルー』

色々感慨深いです。


今は亡き、英・ヤード・オ・レッドの『旧』ブルーブラックインク、
「澱が溜まる」だの「ペン先が詰まる」だののフザケた苦情を受けてか現行のものは大幅に色味が変わって全く使えないジジむさいグレーに濁ったそこらへんにいくらでも転がっている平凡で陳腐なブルーブラックに成り下がっていますが、
以前の(既に幻の)、旧ブルーブラックインクは、
「緑の発色が強く、クリアで、異常に美しい陰影を出す、私が唯一使える、たった一本のブルーブラックインク」でした。


それを思い出させます。ダーウェント『インク・ブルー』。
かなり緑が入ったダークなブルー。
イギリスで「インク・ブルー」といえばつまり「緑がかっている」という通念が見てとれます。


今は全く見ませんが、当初インク探しで日本のサイトをちらほら見ていたら、
この「かなり緑がかったクリアなブルーブラック」を敬遠する「万年筆愛好家(ヲタク)」のオッサンの類いが多数散見され、あまつさえ「澱が溜まらなくなって万年筆には安全」になった新・ヤード・オ・レッドブルーブラックを歓迎する向きも見えて呆れ返ったものです。
「『高価な』『趣味の』『ご愛用の万年筆』の安全のためなら、美しい色味・発色・濃淡の美しさなんかどうでもいい」らしいです。
そもそもこの、他に無い発色の美しさが解らないのですから(「グレーに濁っていたら渋くて良い色」程度の審美眼しか無いらしいので)、しょうがないですね。
(そういうあまりにもくだらない「実用には全く用立たない」「無意味に情緒的に傾いたウンチク」かつ「右向け右的に似たり寄ったりな感想しか書けない」記事しか見えないので有用性ゼロ・時間のムダと判断してさっさと日本のサイトでリサーチすることはやめました)




YARD・O・LED New "Shit" Blue Black / YARD・O・LED Old Type Blue Black



決定的な色味の違いや、イギリス本国のヤード・オ・レッドのクソ回答等、詳細をバクロする気力があるならいつか書くのかなめんどくさいしもうだいたい言ったからいいか





怨み節はさておき
ダーウェント・ドローイング、
他メーカーのカラーペンシル/チャコール類と同様、色によってスムースさ、肌理、発色の鮮明さは違うが、
この『インク・ブルー』、ドローイングシリーズの中ではズバ抜けてスムースでムラが少ない。
色が良い。
芯が太い(たぶん4mm)。
柔らかい。
色素が多い。
超・描きやすい。
最近カランダッシュ『ルミナンス』(超・ソフトコア)に開眼中だが、この色味は無いしね、当たりだ。
(無論、肌理はルミナンスに全く劣る。しかしラフなタッチでトバして描くにはこの柔らかさと発色は使える)








実際より青く写るなやはりこのポンコツカメラ。(実際はもっと緑がかっている)




ttm











2015/09/05

PALOMINO "BLACKWING"






PALOMINO "BLACKWING" 
 (Made in Japan)





なんでこれを買ったのか、一向に思い出せません。


買った時から日本製だとは知っていて、出来ればブランドネームで高額なコレではなくて
コレを作っている日本のメーカーのものを買いたかったのですが、メーカーが判らなかったのです今も知りません。

とにかく買ったいきさつがサッパリ解らず、
買ってみたものの「何やコレ」で放置、という悲惨な末路だったのですが、

いまさらグラファイトに目覚めて引出しの奥に転がっていたコレを使ってみたら
「あら、いいじゃないの」


三菱に目覚めたのですけれど、比べると
「こういうサラサラもいいわね」な全く違う描き心地。
スルスル〜っと油が滑るような三菱に対して
サラサラサラサラサラサラとウルサいくらいパウダリー。
「三菱って滑り過ぎて描きにくいわよね」とかまで思ってしまいます。
(サラリとしたパウダー状なので私のようにハイスピードで時にたたきつけるように描く場合アバタになりやすい難はある)









ちなみに消しゴムは一切使わないしやたらに長くてウザいので引っこ抜いたらみじめな体裁。
(試しに使ってみたらロクに消えなかったのでゴムパーツに関しては日本製じゃないのかもしれません)
602(硬い硬度)まで買ってあるし、本当にナニを考えていたのか分かりません。
できれば日本の製造元を知りたいんですけど調べるのが億劫なのでまあいいです。
さらについでに言うと三菱より減りが異常に遅く、経済的です(三菱が減りやすいとも言えるのでせうか。。)




同じ『伝説の』(つまり、元祖のメーカーは既に潰れていて、ブランド名だけ復活させた)
某モレスキンよりよっぽど品質的にはマトモなものを提供していると思いますよアメリカ人



ttm










2015/08/20

MITSUBISHI "Hi-Uni"





万年筆から遠く離れて。または目も眩む灯台下暗し。





MITSUBISHI Hi-Uni (10B / 6B )、Uni(4B)





道具は大事です。



グラファイトは必要無いと思っていました。

「描いてる最中も、描いた後も、始末が悪い。黒の色鉛筆のほうがキッパリ黒だし扱いが楽、なんでグラファイトを使う必要があるの」

イカレているので、
「道具に自分を合わせる」ことは金輪際無理。いかに
「自分に合う道具を探すか」、のみ。
だが、「探す根気」にも欠ける。
ぶち当たったら御の字的運任せ、
それでもイカレた脳裏の片隅で常に手探りで探しているらしい。


三菱/ハイユニ。


尊名は拝しているし、「ネームバリューに踊らされるもんか」の反骨も働き、そもそもグラファイトは何度か試して「手に合わない」。
世界的に評価が高くても、「ふ〜ん。おれにはカンケー無いね」。


。。。。。どれだけ損してたの?????
ヘタな外国製、あるいは国産でも「三菱ハイユニじゃない」そこらへんのヘタなグラファイトで「ダメだ」って思わされて。

三菱は使ってはいたのです。このハイエンドラインではなく、それもハイエンド中のハイエンド
『三菱ハイユニ/10B』ではないただの三菱は。


9B止まりでした。外国製/日本製含め。それで「ダメだ」でUターン。
そもそも大振りなタッチで大物を描くことが多かったので、
「鉛筆なんか使ってられない」=「スティックあるいはホルダー」の選択肢に狭まり、
軟質の感触+濃い発色を好むためなるべく『高B度』を探してはいても、外国産、または三菱以外の国産に当たっていたのですロクでもない。

紙を海外から取寄せる途上、AmazonUSA(日本のAmazonと違って割とプロフェッショナルな人達がみっちり「伊達ではなく実用的な」書き込みをしている&そもそも美術の裾野が広いから購買層も厚い)で熱烈なバカ褒めの嵐を読んでると、「まあ確かに日本の鉛筆は高品質よね。。。というか10B??」改めて発見、その気になって「本当に」良かったありがとうAmazonUSA。



近場であっさり手に入ったハイユニ10B/6B、大して期待もせずに試しに描き出し、
手持ちの普通のユニ4Bも引っぱり出して、
結句、
「ああ、これがグラファイトか!」
舐めてました。すみません。というか、画材屋で売ってるバカな外国製の「高B度グラファイト」駆逐してください。あれはグラファイトではありませんパチモノです。こんなに楽に美しく描けるんですか?

『アートセット』で10H〜10Bまで揃っている。
「硬度を変えて描く」はイカレた精神上ムリだと思っていたが、実際使うとなるほど描きやすい。
グラファイトの性質上、「硬度を変えて描く」は「発色を変える」と言うより「描く強さ(細かさ)を変える」なのね、基本「色は同じ」だから。
(10Bあたりに関しては、ただのグラファイト+αの黒さはあって、明らかに「色は違う」が)

しかし、10Bのまさに「バターのような(AmazonUSA評)」大胆なヌメリ、濃さ、なのに粉っぽくない描き心地あってのグラファイト再評価(6Bだけ買っていたのでは解らなかった)、硬度を変える手応えと意味の発見なので(普通のユニの4Bの良さも解りました)、10Bが凄いです。
というか9Bでも8Bでも凄いでしょう。
手持ちのユニHを動員しても、この場合意味を感じなかった(邪魔だった)が、H周辺で描くなら本領発揮されるでしょう。つまり『アートセット』は買ったほうが良い。買うべきだ(AmazonUSA賛)。おれもそう思う。


この描きやすさと効果を見れば、粉が飛ぶだの汚れるだのなんか。。。。というか、「他のグラファイトより定着も良いんじゃね?」だいたい10Bなのに「強く描いてもほとんど粉が吹かない」
。。。。。。。三菱。。。。。。。合掌



ttm
















2015/08/16

SANFORD "KARISMA (PRISMA) COLOR"












中身はこうです。






チェコ軍のメディカルケースのデッドストックを爆安で購入したら色鉛筆にピッタリサイズ、
ブリキ製で、使い込むとメッキが剥げてスチールがむき出し、錆びてアタリがついてくる。シブい。そして頑丈。
もっと買っときゃよかった。。。(足りない)。。かなり後悔中。。(色鉛筆の缶だけって売ってないの?)

(注記:色別にシールでカスタム=「軍用だからもともと付いてたステンシル」ではない)



ほぼ米・サンフォード『カリスマカラー(プリズマカラー)』が入っている。
馬力描きで濃厚な画面(ほとんど油彩並み)にはカリスマカラーが素晴らしく向いていたが、現在繊細で淡いタッチに傾いているので、独・ファーバーカステル『ポリクロモス』が手に合って、徐々にそちらが増えている。
(稼働中のは別のペンケースに入っているので、これは待機組)


フルカラーで描く時はみっちり混色するので色数は大して持っていない。
そもそもキレているので、作画時に悠長に何色もの色鉛筆に目を向けていられない。
3色ぐらいの混色でも同業が舌を巻く絵は描けるので、「色鉛筆は色数を揃えてなんぼ」、のような根拠不明な訳知りの言説は冷笑に値する。好みの(または生理的に描いてしまう)色以外には全く手が出ないので店頭で吟味してバラで買う。
現在単色で描くことがほとんどなので、万年筆のインクよろしく「単色で好みの陰影が出る」色を血眼でお試し中、結果、多色で描いていた時より色数が増えつつある(のでケースが足りない)。



前置きはともかく、カリスマカラーです。

『イーグルカラー』から『プリズマカラー』に移行したあたりから使っているが、
会社の合併の連続やらナニやらの複雑な事情で市場に出回っている現・カリスマ(プリズマ)カラーも複雑怪奇なことになっている。






私が持っている大半(恐らく2年ほど前に買ったものが多い)は、
『PRISMACOLOR』の刻印の上から『KARISMACOLOR』のシールが貼ってあるもの。


しかし、中には
本体に『KARISMACOLOR』の箔押しのみのもの(おそらく最新版)も混じっているのだが、




『USA SANFORD』の刻印が無い。(画像:真ん中)


画像:上が、「シールバージョン」。

そしてさらに、画像:下の個体が、「米国流通バージョン」。



ネット上でちらりと見ると、
「並行輸入の安いやつを買ったらメキシコ製の粗悪な旧『プリズマカラー』だった!」
「旧バージョンだ! カリスマカラーじゃない!!」
とかケンケンゴウゴウ(Amazon上で)。

私は今まで全部日本国内流通版を買ってきたので、「粗悪なメキシコ製」にはお目にかかったことはないんだけど、
ここ(Amazon.co.jp。つまりは日本の消費者間)で誤解があるのは、
「米本国では『カリスマカラー』は売ってない。プリズマカラーしか存在しない」という事実が抜け落ちている点。


画像の一番下の全くデザインの違うやつ、これが米国バージョン。今も「旧」ではなく「現役」のプリズマカラー。
「カリスマカラー?ナニそれ?」なのですアメリカでは。

私はこれを日本の業者から買ったので、「粗悪品」がまぎれていてもしっかり弾かれてるんでしょうな、木軸の質も問題無いし、芯も普通に良い。(ちなみに『Mexico』の刻印は無いけど『USA』も無い)


確かに現行米国版プリズマカラーにはメキシコ製の粗悪品が多数混在してるらしく(芯の質というより、木軸の質が主に悪いらしい。Amazon.USAでも非難囂々)、
諸事情は知らないけど、恐らく「日本人を含む外国人ユーザー(欧州が多いでしょう)ほどアメリカ人が色鉛筆(他の画材/文具も)の質にウルサくない」前提で、アメリカ本国でテキトーバージョンを売り、海外バージョンは別枠で「ウルサくクレーム言われない」ようなのを作って売っている、それをもう『KARISMACOLOR』って名前でキッパリ分けちゃいました、なのかなと。


米国内の質が落ちたのも最近のことみたいだし、
『USA SANFORD』の刻印を消している最新のカリスマカラーも怪しいし、
(なんか少し見ると、サンフォード自体もう別の会社の傘下らしく、『USA SANFORD PRISMACOLOR/KARISMACOLOR』自体、現在存在しないみたい。アメリカのPRISMACOLORが粗悪なメキシコ製混入らしいのは確かだけど、じゃあ、無刻印の『KARISMACOLOR』はだれがどこで作っているの??だがまあ、質に変わりないなら何でもいいんだけど混沌だ)
正確なところは計り知れませんが、質が落ちたら使わないまでのこと。
素晴らしい色鉛筆だからそうなったら惜しいけどね(今の生理がポリクロモスなので対岸の火事的のん気さ)。



いずれにしても、ネームバリューなんか全く知らない上で試しまくって手(目)に合ったのが
カリスマ(プリズマ)カラーであり、現在はポリクロモス。
(軟度、滑らかさではカリスマ、肌理の細かさではポリクロモス。
カリスマカラー愛用時には、「高過ぎて意味不明」でスルーだったカランダッシュ『ルミナンス』も、単色狙いの現在浮上中)。
過去には『三菱7700』(製図用の超・硬質色鉛筆)で会心が描けたり、なのでその時々の手に合うものを使うまで。
この先も不明。


ttm








Faber-Castell Polychromos / Sanford Karismacolor (Prismacolor)